〔結核〕の種類には、次のように多くの種類があります。
・肺結核
・結核性髄膜炎
・結核性リンパ節炎
・結核性心膜炎
・結核性腹膜炎
・腸結核
・腎結核
・副腎結核
・結核性卵管炎
・筋骨格系の結核症
・皮膚結核
このように、〔結核〕には非常に多くの種類がありますが、最も頻繁に発症するのは〔肺結核〕です。ここでは〔肺結核〕をはじめ、いくつかの〔結核〕の症状を示します。
肺結核 |
全身の倦怠感、食欲不振、体重減少、37度C前後の微熱などが長期に続き、大量の寝汗をかくなどの症状からはじまります。
症状が進行すると喀痰(かくたん)がみられるようになります。
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結核性髄膜炎 |
無気力、過敏、食欲不振、発熱、頭痛、嘔吐、痙攣、昏睡などの症状がでます。
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結核性リンパ節炎 |
頚部リンパ節に好発する慢性炎症によるリンパ節腫張がみられます。弾力性のある腫瘤を形成します。
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結核性心膜炎 |
発熱、寝汗、疲労感が長期に続きます。
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結核性腹膜炎 |
微熱、腹痛、食欲不振、体重減少などがみられます。
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腸結核 |
腹痛、下痢、発熱、体重減少、下血などがみられます。
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抗生物質の進化で結核に罹る頻度は減少しましたが、現在でも日本や欧米を含む世界で毎年300万人もの結核による死者がでています。
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