造血器の項で示したように、血液の成分は赤血球、白血球、血小板から成っています。この内、白血球は骨の中の骨髄内で造血幹細胞が分化・増殖して造られます。 |
白血球は、主に外部から侵入する細菌やウイルスなどの外敵を撃退する機能をもっていますが、これらの機能が自分自身の身体を攻撃してしまうアレルギー反応を引き起こすこともあります。 |
造血器の項で示したように、血液の成分は赤血球、白血球、血小板から成っています。この内、白血球は骨の中の骨髄内で造血幹細胞が分化・増殖して造られます。 |
白血球は、主に外部から侵入する細菌やウイルスなどの外敵を撃退する機能をもっていますが、これらの機能が自分自身の身体を攻撃してしまうアレルギー反応を引き起こすこともあります。 |
◆「白血球性疾患」には、こんな病気があります。 |
急性骨髄性白血病 |
血液細胞は骨髄で産生され白血球、赤血球、血小板という三要素から成ります。そして白血球には、顆粒球、リンパ球、単球という種類があります。 |
慢性骨髄性白血病 |
骨髄で産生される白血球、赤血球、血小板の内、白血球には顆粒球、リンパ球、単球という種類があります。 |
急性リンパ性白血病 |
急性リンパ性白血病は白血病の一種で、「ALL(Acute Lymphoid Leukemia)」とも呼ばれる病気です。ALLは、リンパ球の造血細胞が腫瘍化し、分化・成熟能を失ってしまう疾患です。 |
慢性リンパ性白血病 |
慢性リンパ性白血病は、骨髄中で白血球の一種であるリンパ球が異常に多く作られる血液のがんでCLLとも呼ばれる病気です。 |