〔感染症〕は、寄生虫、細菌、真菌、ウイルス、異常プリオンなどの病原体が体内に侵入し、増殖して、一定の病的症状を発症した状態のことをいいます。感染しても症状がでない場合もあり、その場合には〔無症候感染〕と呼ばれます。 |
〔感染症〕は、寄生虫、細菌、真菌、ウイルス、異常プリオンなどの病原体が体内に侵入し、増殖して、一定の病的症状を発症した状態のことをいいます。感染しても症状がでない場合もあり、その場合には〔無症候感染〕と呼ばれます。 |
最近では、次のような〔新興感染症〕が世界規模で発生し、エボラ出血熱などでは多数の死者が発生しています。
空気感染は、患者の咳やくしゃみで空気中に病原体が飛散・浮遊し、それを呼吸することで感染するものです。 |
◆〔厚生労働省〕での感染症区分です。 |
厚生労働省が指定する感染症の区分 |
厚生労働省が管理する感染症に関して「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」があり、感染症は全体では次の八種類に区分されています。
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◆〔一類感染症〕にはどんな感染症があるかの説明です。 |
一類感染症 |
下記の感染症患者を診療した医師は、所属する医療機関の所在地を管轄する保健福祉センターに全数届出をしなくてはなりません。
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◆〔二類感染症〕にはどんな感染症があるかの説明です。 |
二類感染症 |
下記の感染症患者を診療した医師は、所属する医療機関の所在地を管轄する保健福祉センターに全数届出をしなくてはなりません。
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◆〔三類感染症〕にはどんな感染症があるかの説明です。 |
三類感染症 |
下記の感染症患者を診療した医師は、所属する医療機関の所在地を管轄する保健福祉センターに全数届出をしなくてはなりません。
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◆〔四類感染症〕にはどんな感染症があるかの説明です。 |
四類感染症 |
下記の感染症患者を診療した医師は、所属する医療機関の所在地を管轄する保健福祉センターに全数届出をしなくてはなりません。
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◆〔五類感染症〕にはどんな感染症があるかの説明です。 |
五類感染症 |
五類感染症には全数届出が必要なものと、定点医療機関のみが届出を必要とするものの2種類があります。 |
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五類感染症 (全数届出) |
下記の感染症患者を診療した医師は、所属する医療機関の所在地を管轄する保健福祉センターに全数届出をしなくてはなりません。
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五類感染症 (定点医療機関は届出) |
下記の感染症患者を診療した定点医療機関の医師は、所属する医療機関の所在地を管轄する保健福祉センターに全数届出をしなくてはなりません。
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◆〔新型インフルエンザ等感染症〕にはどんな感染症があるかの説明です。 |
新型インフルエンザ等感染症 |
下記の感染症患者を診療した医師は、所属する医療機関の所在地を管轄する保健福祉センターに全数届出をしなくてはなりません。
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◆〔厚生労働省令で定める疑似症〕にはどんな感染症があるかの説明です。 |
厚生労働省令で定める疑似症 |
下記の感染症患者を診療した疑似症定点医療機関の医師は、所属する医療機関の所在地を管轄する保健福祉センターに全数届出をしなくてはなりません。
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◆〔その他の感染症〕にはどんな感染症があるかの説明です。 |
その他の感染症 |
厚生労働省に届出を必要としない感染症も多数あります。それらの感染症を、このコーナーでは便宜的に「その他の感染症」と呼ぶことにします。 |
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病名に〔感染症〕が付くもの |
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病名に〔感染症〕が付かないもの |
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