[ Hit a button for Quick Look!! ] |
〔真性赤血球増加症〕は、すべての血液細胞のもとになる造血幹細胞の中の赤血球系幹細胞が腫瘍化し異常増殖して、赤血球が過剰産生される病気です。 |
〔真性赤血球増加症〕は、初期の段階では特別な症状はみられませんが、最初の症状は、筋力低下や疲労感、頭痛、ふらつき、息切れ、寝汗、皮下出血、体重減少などの形で現れてきます。 |
真性赤血球増加症の症状 |
全身症状 |
筋力低下、ふらつき、頭痛、息切れ、寝汗、体重減少など。 |
顔 |
顔の皮膚が赤くなる赤ら顔、目の粘膜の充血、耳鳴りなど。 |
皮膚症状 |
入浴後に全身の皮膚が痒くなる。 |
脳 |
一過性脳虚血発作、脳梗塞、心筋梗塞、 |
腹部 |
脾臓の腫れによる腹部の圧迫、膨満など。 |
〔真性赤血球増加症〕は、非常に稀な病気で、発症率は100万人に5人程度です。20歳未満の若年者に見られることは極めてめずらしく、診断時の平均年齢は60歳です。女性よりも弾性に多くみられます。 |