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上顎洞は、副鼻腔内では最も大きな空洞で、この上顎洞から発生するがんが〔上顎洞がん〕です。 |
上顎洞は、周囲を骨で囲まれた空間なため、がんが発生しても初期症状はほとんどなく、気づいたときにはがんが浸潤して骨が破壊されていることが多いです。 |
上顎洞がんの症状の現われ方 |
鼻腔方向へ進行 |
鼻詰まりが起こり、血や膿が混入した鼻汁が出る。涙管が詰まり涙が出易くなる。 |
外側方向へ進行 |
がんの腫瘍が反対側の外側に向かうと、ほほが腫れてくる。 |
下方に進行 |
歯痛が起こり、歯茎の腫れが出たりする。 |
上方に進行 |
眼球が押されるため、眼球下側の白目が目立つようになる。 |
後方へ進行 |
神経が圧迫され、歯痛や頭痛がでる。口を開口しにくくなる。 |