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〔横紋筋肉腫〕とは、将来、自分の意思により身体を動かすときに使う骨格筋(横紋筋)になるはずの未熟な細胞から発生する〔悪性腫瘍〕をいいます。 |
特に、眼のまわりや傍髄膜(ぼうずいまく)と呼ばれる脳の表面近くなどの頭頸部に最も多く発生します。膀胱や前立腺などにも比較的多く発生します。 |
横紋筋肉腫の病理組織学的分類 |
胎児型 |
ブドウ状亜型 |
ブドウ状の外観で泌尿生殖器に発生。 |
紡錘細胞亜型 |
腫瘍細胞は平滑筋肉腫に似た束状。 |
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退形成亜型 |
胎児型と胞巣型の両方に見られる亜型。 |
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胞巣型 |
固形亜型 |
シート状の円形細胞。 |
胎児胞巣混合亜型 |
胎児型と混在。 |
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退形成亜型 |
胎児型と胞巣型の両方に見られる亜型。 |
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多形型 |
大型異型の核と好酸性の細胞質。 |