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[ Physical Illness ]

* Illness of Allergy *
Allergic Constitution


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 日常生活の中で、「アレルギー体質」という言葉をよく耳にします。一体「アレルギー体質」とはどんなものなのか知れべてみても中々正解というものは見つかりません。

 簡単にいえば、アレルギー体質とは、「アレルギーになりやすい体質」あるいは「アトピー体質」だといえます。

 よく知られているアレルギーの病気には、「花粉症」「気管支喘息」「アトピー性皮膚炎」「蕁麻疹」「アレルギー性鼻炎」「アナフィラキシーショック」などがあります。



 これらの病気は、外部から体内に侵入する「異物」に対して、身体の免疫反応が過剰に反応するなどで、「IgE抗体」などが出現して、自分の身体を攻撃するようになることで起こります。

 ですから、アレルギー体質とは、これらの病気になりやすい体質ということができるでしょう。この原因には、遺伝的なものと環境因子とが関係していると考えられますが、明確な解明はされておりません。


アレルギー体質 ◆アレルギー体質とはいったい何なのかご説明します。

遺伝的要素

 多くのアレルギー病は、「IgE抗体」による「I型アレルギー」であることが多く、アレルギー体質やアトピー体質とは、この「IgE抗体」をつくりやすい体質ということもできます。

 このようなアトピー体質の人の家族には、アトピー性疾患を患う人が多くいることが統計的に証明されていて「アトピー家系」などといわれ、遺伝が関係していることが伺われます。

 しかし、遺伝するのは、アトピー体質そのものではなく、「IgE抗原を作りやすい体質」だと考えられています。別の言い方をするなら、アトピー性皮膚炎とか気管支喘息とか花粉症が遺伝するのではなく、そういうアレルギー病を発症しやすい体質が遺伝するということです。

環境因子

 アトピー性体質やアレルギー体質の人でも、必ずアレルギー病を発病するわけではありません。たとえば、杉花粉の多い環境下にいると、花粉症を発病する可能性が大きいですが、そのような花粉がない環境で生活していれば、花粉症にはなりません。

 このようにアレルギー病は後天的要素、環境因子に大きく関係しています。