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〔レジオネラ症〕は、土の中や河川、湖沼などの自然界に広く生息しているレジオネラ属菌という細菌による細菌感染症で、四類感染症に指定されています。 |
レジオネラ属菌は、最近では自然界ばかりでなく冷却塔、循環式浴槽、給湯設備、加湿器、噴水、あるいは24時間風呂、ジャグジーなどの水しぶきが出やすい設備が感染源になっています。 |
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レジオネラ症には、二つの型があります。
この内、レジオネラ肺炎は、しばしば劇症型となりますが、ポンティアック熱の方は一過性の症状がでるだけで治癒します。 |
レジオネラ症の症状 |
レジオネラ肺炎 |
レジオネラ肺炎は、初期症状として全身性倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛、下痢などが現れ、乾いた咳がでます。2~3日すると、赤褐色の膿性の痰がでて、高熱、悪寒、胸痛、呼吸困難が見られるようになります。 |
ポンティアック熱 |
ポンティアック熱は、突然の発熱、悪寒、筋肉痛で始まりますが、一過性であり、数日で自然に軽快し治癒します。 |