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胆嚢内の粘膜にできる小さな膨らみを〔胆嚢ポリープ〕と呼びます。胆嚢ポリープは、ほとんどの場合に自覚症状が現れることがなく、多くの場合、健康診断時などの超音波検査で偶然に発見されます。 |
しかし、大きさが大きいものになると、〔胆嚢がん〕である確率が急激に高くなります。ポリープの直径が16mm以上のものになると、腫瘍性ポリープであることが多く、手術などで除去する必要がでてきます。 |
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胆嚢内の粘膜にできる小さな膨らみを〔胆嚢ポリープ〕と呼びます。胆嚢ポリープは、ほとんどの場合に自覚症状が現れることがなく、多くの場合、健康診断時などの超音波検査で偶然に発見されます。 |
しかし、大きさが大きいものになると、〔胆嚢がん〕である確率が急激に高くなります。ポリープの直径が16mm以上のものになると、腫瘍性ポリープであることが多く、手術などで除去する必要がでてきます。 |
[ A disease called Gallbladder Polyp ] |
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What kind of illness is it? |
胆嚢ポリープは、胆嚢内側の粘膜細胞が増殖して局部的に盛り上がり、きのこ状やこぶ状になる「隆起性病変」のひとつです。 |
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胆嚢ポリープの種類 |
先の述べたように、通常の胆嚢ポリープには「過形成性ポリープ」「炎症性ポリープ」および「コレステロールポリープ」と呼ばれる3種類があります。いずれのポリープも、胆嚢の内側の粘膜細胞がキノコ状やコブ状に盛り上がる隆起性病変である点は同様です。
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[ Symptom of Gallbladder Polyp ] |
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Typical symptoms |
胆嚢ポリープは、多くの場合、自覚症状がありません。また、胆嚢にポリープができても、胆嚢の機能に特別な影響がでることもありません。 |
[ Cause of Gallbladder Polyp ] |
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Typical Causes |
通常の胆嚢ポリープには、過形成性ポリープ・炎症性ポリープ・コレステロールポリープの3つがあり、基本的にこれらは非腫瘍性の良性のポリープです。 |
[ Diagnosis of Gallbladder Polyp ] |
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Typical diagnostic method |
胆嚢ポリープの検査は、腹部超音波検査で行います。一般に、良性ポリープか悪性ポリープであるかの識別は、ポリープの大きさや形態、胆嚢壁の状態から判断されます。 |
[ Treatment of Gallbladder Polyp ] |
Typical Treatment |
胆嚢ポリープのサイズが10mm以下くらいで小さい場合は、6~12か月毎に超音波検査を行って経過を観察します。 |
◆「胆嚢ポリープ」の予後をご説明します。 |
胆嚢ポリープの予後 |
コレステロールポリープであれば、放置して問題はありません。コレステロールポリープの特徴は、サイズが小さいこと、個数が多いこと、そして超音波画像が白いことです。 |
◆「胆嚢ポリープ」の合併症についてご説明します。 |
胆嚢ポリープの合併症 |
胆嚢ポリープが10ミリ以上あり、胆嚢がんに進行している場合、約70%で胆石を合併しているとされます。60歳以上の胆石患者では、4~6%の患者が胆嚢がんを合併しているとされます。 |