[ Hit a button for Quick Look!! ] |
〔梅毒〕は、感染症法の五類感染症に指定された疾患であり、スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマの感染により発生する感染症です。この病気は〔黴毒〕と呼ばれることもあります。 |
キスによっても感染する可能性があります。梅毒トレポネーマに感染すると、菌は皮膚や粘膜の微細な傷口から体内に侵入し、数時間内に付近のリンパ節に達し、血流に乗って身体中に広がります。 |
|
[ Hit a button for Quick Look!! ] |
〔梅毒〕は、感染症法の五類感染症に指定された疾患であり、スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマの感染により発生する感染症です。この病気は〔黴毒〕と呼ばれることもあります。 |
キスによっても感染する可能性があります。梅毒トレポネーマに感染すると、菌は皮膚や粘膜の微細な傷口から体内に侵入し、数時間内に付近のリンパ節に達し、血流に乗って身体中に広がります。 |
治療しない場合の感染症は何年も続き、心臓や脳の障害を引き起こし、死に至ることもありますが、現実には抗生物質の進化により、もっと前の段階で治癒可能となっています。 |
梅毒の症状段階 |
第1期 |
感染後3週間~3か月の状態で、梅毒トレポネーマが侵入した部位に硬性下疳と呼ばれる無痛性の塊ができます。 |
第2期 |
感染後、3か月~3年の段階で、全身のリンパ節が腫れ、発熱、倦怠感、関節痛などの症状がでて、バラ疹と呼ばれる特徴的な全身性発疹が現れることがあります。 |
第3期 |
感染後3~10年経過した段階で、ゴム腫と呼ばれる腫瘍が発生します。この段階まで進行すると、抗生物質を用いても治癒は不可能となります。 |
第4期 |
感染後10年以上経過した段階で、多臓器に腫瘍が発生したり、脳や脊髄、神経を侵され麻痺性痴呆、脊髄瘻を起こし、いわゆる脳梅の状態となり死に至ります。 |